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◆夏の代表的な作物

デコポン・不知火(1月~4月)、ネーブル(1月~4月)、 スイートスプリング(12月~3月)、ポンカン(12月~2月)、 パール柑(1月~4月)、八朔(2月~3月)、はるか(1月~4月)、津の輝(2月~3月))
おもな産地:宇土半島、熊本市河内、玉名市天水、八代、天草、芦北、山鹿

冬は柑橘類の最盛期です。人気のデコポンのほか様々な品種が収穫されます。デコポンはJAの選果を通さなければ名称が使用できないため、JA以外での流通の場合には品種名の不知火や、デコみかん等の商品名で出荷されています。みかんの相場下落で悩んでいた旧不知火町で生まれ品種名にその名を残す、純熊本産品種です。


塩トマト(12月~4月)
おもな産地:八代・宇城などの八代海沿岸干拓地

果物のような甘さが人気を呼んでいる塩トマトは、干拓地の塩分濃度が高い土壌を逆手にとって栽培されています。ミディトマトぐらいの大きさなので、一口で頬張るとトマトの味と共に甘さが広がります。高級品なのでおもに贈答用として用いられていますが、小分けにしてご自宅用として販売されていたり、飲食店では季節の看板メニューとして提供されています。



晩白柚(12月~3月)、さぼん、ファーストクイーン(11月~12月)
おもな産地:八代、宇土半島

大きさ世界一の柑橘類である晩白柚は、そのインパクトから贈答用として多く用いられています。ジューシーで甘い果肉には程よい酸味があり、房も大きく食べ応えも十分です。捨てるところが全くない果物で、まず食べる前には見た目と香りを楽しむために玄関先等に飾り、食べる際に出る厚い皮は砂糖漬けにしたりジャムにしたりします。12月はハウス栽培のものが流通するので値段も高いですが、年明けには露地物が出てくるので半値ぐらいになり家庭用にも流通し始めます。


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