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◆夏の代表的な作物

大玉すいか(4~6月)、小玉すいか(4月~7月)、黒小玉すいか(7月~8月)
おもな産地:植木、鹿本、菊池、益城

熊本は日本一の収穫量を誇るすいかの名産地です。すいかの町・植木を中心に、菊池川流域の鹿本地方では特に栽培が盛んです。豊かな水と日射しを遮るもののない広大な平野で自慢のすいかが育ちます。夏の定番としておなじみの大玉すいかだけでなく、最近では小玉すいかも人気です。小玉すいかは品種名の「ひとりじめ」の名前の通り、お一人用にも丁度いいサイズなので冷蔵庫に入れる際にも便利で、皮も薄いので小さいわりには食べ応えがあります。真夏にはさらに糖度が増した黒小玉すいかが流通します。


トマト(通年)塩トマト(11月~5月)ミニトマト(通年) アイコ、イエローアイコ、トマトベリー、トスカーナ等の各種ミニトマト(おもに4月~9月)
おもな産地:八代、宇土、宇城、阿蘇を中心とした県内全域

トマトの圧倒的生産量を誇る熊本では、一大生産地の八代をはじめ、県内全域で盛んに栽培されています。特に流通量の多いトマトやミニトマトはハウス栽培により季節を問わず一年中生産されています。
果物のように糖度が高いトマトとして有名な塩トマトは、贈答用にも用いられる高級トマトです。熊本で生産されるトマトの種類は非常に多岐にわたり、味も見た目も全国のトマト好きの方々に喜ばれています。


なす、長なす、赤なす、肥後むらさき、大長なす(3月~6月、8月~11月))
おもな産地:熊本市周辺各地、阿蘇、天草

なすの生産量全国2位の熊本では、冬と夏を挟んで年2シーズン出荷が行われています。特に夏場は伝統野菜の熊本赤なすや長なす等、なすの生産が盛んな熊本ならではの品種の出荷も盛んです。熊本のなすは香り豊かでアクが少なく食べやすいのが特徴です。


ゴーヤ、ホワイトゴーヤ、レイシー(6月~8月)
おもな産地:甲佐

沖縄ではチャンプルーで有名なゴーヤですが、熊本では昔から「にがごり」と呼ばれ親しまれてきました。厳密にはにがごりはレイシーという品種のもので、表面のイボがゴーヤとは異なります。日除けのために軒先にネットを張り栽培している家庭もよく見かけます。
希少種としてホワイトゴーヤも通の方には人気で、彩りに変化を与えるだけでなく苦味が少なく食べいやすいのが特徴です。夏の暑さを乗り切るためにも心強いお野菜です。

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